干支の置物の正しい処分の仕方!どこで捨てる?タイミングや注意点は?
縁起物の一つとして知られる、干支の置物。
最近はインテリアになる可愛いものも多いので、買う人も増えています。
ところが、「もう飾らないかな〜」と思っても、バチが当たりそうで、なかなか処分できない...と悩んでいませんか?
干支の置物は、「神社でお焚き上げしてもらう」のが、もっとも正しい処分の方法です。
どうやって持っていくのか、いつが処分のタイミングなのか、注意点はあるのかなど、詳しく解説します!
目次
干支の置物の正しい処分方法は?
干支の置物は、飾ると幸福を呼び込んでくれる風水の縁起物として知られています。
最近は、可愛くてオシャレなインテリア雑貨も多く見られるようになり、手軽に飾れるようにもなりました。
年末〜年始になると、新しい年の干支の置物を飾ります。そして、古い年の干支の置物は片付けることになります。
その古い置物を次に飾れるのは、また同じ干支になる12年後になりますが、「これはもう飾らないかな...」と処分を考える人も多いのではないでしょうか?
ただ、縁起物の干支の置物を、ゴミとして捨てるのはバチが当たりそうで、処分の仕方に悩んでしまいますよね。
どのように処分するのが適切なのでしょうか?
基本はやはりお焚き上げ
もっとも良い処分の方法は、「神社に持ち込んで、お焚き上げをしていただく」方法です。
干支の置物をゴミとして捨てられないのは、干支の神様やヒトの想いが宿っていると信じているからだと考えられます。
お焚き上げなら、モノに感謝の心を伝えた上で、モノに篭った想いをきちんと供養することができます。
そのため、一年間あなたを見守っていてくれた大切な干支の置物の処分にぴったりなのです。
干支の置物のお焚き上げは、近くの神社でお願いできます。
持ち込みの方法やお焚き上げ料については、神社によってさまざまです。
半紙で包んだ上で古札納め所に納めたり、社務所に持ち込んだりすることが多いようです。
事前に問い合わせておくといいでしょう。
「神社に持って行く時間がない!」という人のために、郵送すればお焚き上げをしてくれる神社もあります。
処分のタイミングや注意点は?
ところで、干支の置物って、いつまで飾ればいいのでしょうか?
門松や鏡餅といった他のお正月飾りは、松の内(=1月7日)を過ぎると処分しなければいけません。
これらのお正月飾りは、新しい年神様に家に来てもらうためのものです。
年神様は、松の内を過ぎるとお帰りになられますので、その後はお正月飾りは不要となります。
お正月飾りを、来年にも使い回すのは良くないとされています。
というのも、今年の年神様の「お古」ということになり、来年の年神様に失礼にあたるからです。
一方、干支の置物に宿る神様は、その一年の間、家や家族を守ってくれるとされています。
ですから、お正月や松の内だけでなく、一年中飾っていてOKなんです。
もちろん、お正月だけ飾ってから片付けてもいいですよ。
その後は、12年後にまた同じ干支の年が来るまで、丁寧に片付けておきます。
処分のタイミングは気にせず、感謝の気持ちを込めて
大事に扱えば、干支の置物はいつまでも飾ることができますが、どんなタイミングで処分すればいいのでしょうか?
古くなったと感じたとき、壊れてしまったときはもちろん、新しいものに買い替えたいと思ったときや不要に感じたときにも、処分を考えるかと思います。
処分するときがきたということは、決して悪いことではありません。
ただし、干支の置物はあくまで神様が宿っているものです。
注意点として、さきほどお伝えしたように、これまで守ってくださったことにきちんと感謝をして正しく処分するようにしましょう。
処分の方法は、やはりお焚き上げが一番ですが、どうしてもゴミとして処分したいという人もおられるかと思います。
こういった縁起物などの処分についての考え方は、人それぞれです。
「きちんと感謝の気持ちを込めれば、ゴミとして処分しても良い」と考える人もいます。
この場合は、置物に感謝の気持ちをしっかり と伝え、塩をふり、半紙で包んでゴミに出すことをおすすめします。
まとめ
今回は、干支の置物の正しい処分方法について解説しました!
干支の置物には、干支の神様や飾っていた人の想いが込められています。
そのため、神社でお焚き上げをしてもらい、きちんと供養をするのが正しい処分の方法です。
近所の神社への持ち込みや、郵送、代行業者への依頼などが可能です。
干支の置物は、一年間飾っておくことができますが、古くなったり不要になったりしたら処分のタイミングです。
感謝の気持ちをしっかり伝えてから、処分するようにしましょう。