おでんのちくわぶの美味しい調理方法!入れるタイミングと下茹でが大事
おでんのちくわぶ、ふわっふわで大好き!
でも自分でおでんを作るときに入れると、膨らみすぎたり溶けちゃったりして、ちょうどいい具合に作るのって難しいですよね。
大丈夫!おでんのちくわぶは、下茹でをして、お鍋に入れるタイミングに気をつけるだけで、とっても美味しくなりますよ!
目次
おでんのちくわぶを入れるタイミングはいつ?
ちくわぶとは、小麦粉をこねて成形したものを茹でたものです。
同じような形の「ちくわ」に似ていますが、魚のすり身を成形したものなので、全く別物ということになります。
そもそもちくわぶが何か知らなかった人も多いかもしれませんね!
おでんにちくわぶを入れるかどうかには、地域差があり、主に関東圏に入れる家庭が多いようです。
確かに関西に住んでいる私は、おでんのちくわぶって食べたことがありませんでした。
でも、大人になってから食べてみて、あの食感のトリコになりましたよ!
おでんのちくわぶといえば、もちもちでよく味の染みているところが美味しいポイントですよね。
でも、自分で作ってみると、ぶよぶよになってしまったり、味が中まで染みていなくて粉っぽさが残ったりしたことはありませんか?
おでんのちくわぶを美味しく作るには、お鍋に入れるタイミングがとっても大事なんです!
いつ入れるといいかというと、「食べる20〜30分前」がベストです。
おでんを作るときは、具を一気に炊くのではなく、味の染み込みにくいものから順に炊いていきますよね。
たとえば、大根やたまごははじめに炊いて、練り物は最後に炊きます。
ちくわぶに味をよく染み込ませたいと思って、大根やたまごと一緒にはじめから炊くと、ぶよぶよになってしまいます。
小麦粉を練ったものなので、溶けてしまうんですね。
だからといって、食べる直前に入れては、味が十分に染み込みません。
ということで、ちくわぶは「食べる20〜30分前に入れる」のがベストタイミングというわけなんです。
ちなみに、ちくわぶの切り方もとっても大事です。
そのままぶつ切りにして、ちくわのような形のままでお鍋に入れたくなるところですが、それでは味がなかなか染み込みません。
斜め切りにして、表面積を増やすことで早く味が染み込んでくれます。
ぜひやってみてくださいね。
おでんに入れるちくわぶは下茹でをしよう
さらに、ちくわぶを食べるときにぜひやってもらいたいことがあります。
それが、「下茹ですること」なんです!
ちくわぶって、表面はトロトロに溶けてきてしまっているのに、中はまだ味が染みていなくて粉っぽい...っことになりがちです。
下茹でをしておくと、ちくわぶが上手く水気を吸ってくれて、もっちもちの食感になってくれますよ!
そして何より嬉しいのが、味が染み込みやすくなるんです。
下茹ではとっても簡単です。
沸騰したお湯で3〜5分茹でるだけ。
しっかりもちもち食感を楽しみたい人は短めに、クタクタに煮込まれたものが好きな人はちょっと長めにと、
好みで茹で時間を調整してみて下さいね。
もちろんレンジでもOKです。
水から温める場合は、もう少し長い時間が必要になりますので、こまめにちくわぶの状態をチェックしてくださいね。
目安としては、「ぷくー」っと膨らんできた時点で下茹でをやめると、しっかりめの食感を楽しめます。そこからもうちょっと茹で時間を伸ばすと、クタクタ触感になってくれます。
あまり長すぎると、ドロドロに溶けてしまうので、そうならないようには気をつけてくださいね。
ちなみに、ちくわぶメーカーの紀文やタカトーによると、「おでんの場合、最後の方に入れて弱火でコトコト煮込めば、下茹では不要!」と明言しています。
...が、私は早く作ってしまいたいし、あんまり料理が得意ではないので、失敗しにくい下茹での方法をとっています。
本当は下茹でしなくていいなら、そのほうがラクなんですけどね!
どちらの方法もやってみて、あなたに合う方法を選ばれてもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、おでんにちくわぶを入れるタイミングはいつがいいのか?について解説しました!
ちくわぶは小麦粉を練ったものなので、大根などと同じように長く炊くと、ぶよぶよになります。ですが、練り物などのように食べる直前に入れると充分に味が染み込みません。
ベストなタイミングは、「食べる20〜30分前に入れる」です。
さらに、お鍋に入れる前にちくわぶを下茹でをすることで、よりもちもちとした食感になり、美味しくなります。
ぜひ試してみてくださいね!